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2013年度定時信徒総会を開催
2013年01月20日
1月20日、信徒会館多目的ホールに150名余りの信徒が集まり、11時半から2013年度の定時信徒総会が行われました。開会の祈りに続いて、議長に赤羽貴子さん、副議長に二階宗人さんが指名され、1時間半にわたる会議の中で、今年度の課題が3つ挙げられました。
1つ目は、地区別運営定着と強化です。教会の仕事を多くの信徒で分担することを目的に、教会の運営体制を地区別に変えて2年たちました。主任司祭福島神父は、新しい体制を支えてきた初代地区代表に感謝の意を表明した上で、新しい地区代表に対する信徒の協力を求め、「誰かがやってくれるからいいではなく、皆でこの教会の役割を背負っていきましょう。責任を持っていきましょう。今後は若い人たちも含めて、この教会全体に地区別が定着するよう協力をお願いします」と述べました。
2つ目は、喜多見教会受け入れに向けてです。この日、オブザーバーとして信徒総会に参加していた東京教区事務局長の高木賢一神父から、喜多見教会に関するこれまでの経緯、教区の対応、そして今後の日程について説明がありました。高木神父は、岡田大司教が昨年、喜多見教会に宛てた書簡を読み上げ、東日本大震災後の耐震調査により、喜多見教会の聖堂が震災時に崩壊の恐れがあることがわかり、閉鎖せざるを得なくなったという経緯を説明しました(注)。2013年7月21日(日)、岡田大司教司式のもとに喜多見教会として最後の主日のミサが行われます。大司教は今年1月、喜多見教会への書簡の中で「第二バチカン公会議は、教会のあり方について語る際に、使徒の後継者である司教を中心とした信仰共同体を一つの単位とする原点に立ち返っています」と述べています。高木神父も「一つの教会がなくなるということですが、それは、あくまでも聖堂が閉鎖されるだけで、そこにあった信仰共同体がなくなってしまうわけではありません。ですから、皆様も喜多見教会の信徒の方々が来たら、同じ東京教区の一員として迎えていただければと思います」と語り、司祭の高齢化や財務の見直しなどにより、再編成を求められている東京教区の現状からして「今回の統合が東京教区にとっての一つのモデルケースになってくれれば」と期待を表しました。
続いて福島神父は「すでに始まっている実務的な受け入れ準備と同時に、気持ちの準備も大切である」と述べ、具体的な例として、ミサごとに唱えている「喜多見教会・成城教会のための祈り」や、聖堂で譲り合って座ること、聖歌集の整頓などを挙げました。そして「何よりも受け入れる心でご協力を」と力説しました。
3つ目は、Welcome Dayへの取り組みです。福島神父は、福音宣教のために行ってきたWelcome Day の精神が、喜多見教会の人たちを迎えるに当たり発揮されることを望み、さらに、「近隣の人たち、キリスト教を知らない人たちへの福音宣教の使命を果たしていけるように、心してWelcome Dayに当たっていきたい」と信徒に積極的な参加を呼びかけました。
全ての議案が承認され、閉会の祈りと小立花助祭の祝福で終了となりました。
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