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「死者の月」の墓参
墓所委員会 星徹
2011年11月13日
今月は「死者の月」で、13日の主日のミサ後、福島神父、浅井助祭と有志の皆さんと共に、カトリック府中墓地にある成城教会の共同墓所を「墓参」しました。当日は、晩秋の小春日和に恵まれ、街路樹の間から見える晴れた空は高く澄み渡り、清々しい気持ちになりました。
成城教会のお墓には、すでに18 人の方が納骨されており、本日2名の方が新たに納骨されました。
福島神父より聖水と香がお墓に捧げられ、聖歌「いつくしみふかき」「復活の続唱」と「あめのきさき」を参加者一同で合唱しました。合唱の中、参加者一人ひとりが献花を行い、亡くなられた方々を心に留め、神によって保証される永遠の安息の恵みと、「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる」(ヨハネ11・25)を実感し、いつの日か再会できる喜びの日が来ることをお祈りしました。このあと、初代の主任司祭大越神父(1988 帰天)の墓前に詣でました。
11月を伝統的に「死者の月」としているカトリック教会では、11 月2 日を「死者の日」として、全世界で、すべての死者を思い起こして追悼のミサが捧げられています。国民の大多数が仏教徒であるわが国では、お盆や春秋の彼岸時にお墓参りする慣わしがあり、この時期に墓参する方が多いと思います。これがカトリックの「死者の月」に相当するのでしょう。
仏教徒の家庭で生まれ育った私は、カトリック受洗後の学生時代にも、夏休みには懐かしい故郷に帰省し、8月のお盆にはお墓の前で何を呟いたのかは記憶にはありませんが、手を合わせたことを想い出します。
福島神父は昨年の月報11 月号(No. 546)で、「主日のミサを捧げるごとに、すべての死者を祈念しています」と書かれています。先に旅立った両親、肉親、友人、知人たちを偲び、再会できることを信じ、新たな気持ちでミサに与りたいと思いました。
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