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高齢者の祝祭
2010年09月26日
前日の荒天から一転、秋空が澄みわたった9月26日、高齢者の祝祭のミサに続いて、信徒会館1階の多目的ホールの窓を開け放ち、心地よい空気の中で食事会が開かれました。
福祉部会による開会の辞の後、赤羽運営委員長から、ご出席の方々へのこれまでのご尽力の感謝と、これからも支えてくださるようにとのお願いの挨拶があり、会がはじまりました。
まずは、教会学校の子どもたちによる歌のプレゼントがありました。「神の国と神の義を」「フレンズ」「あめのきさき」の3曲で、清らかな声やすてきなハーモニーに出席者の方々は聞き入り、「あめのきさき」は、多くの方が声を合わせていらっしゃいました。
続いて、シスター宮内とともに、「主は羊飼い、私には何も欠けることがない…」ではじまる詩篇23をみなさんで唱えました。
そして、西村英二氏が乾杯の音頭をとられ、こうして一堂に会して楽しいひとときがすごせることに感謝するお言葉も添えられました。会食がはじまり、各テーブルとも話がはずんでいました。おとなの手伝いの方に混じり、教会学校の子どもたちも、出席者の方々に声をかけ、お弁当の封を開けて差し上げたり、ゴミを集めたりと大活躍でした。
食事の間に、福島神父は各テーブルをまわり、一人ひとりに声をかけながら、お祝いのカードを手渡しされました。皆様は早速封筒を開き、美しい聖画とメッセージに見入っていらっしゃいました。カードには申命記の一節が書かれていました。
食事がひと段落した後、山田満氏の指導のもと、「ご一緒に歌いましょう」のコーナーがはじまりました。「ふるさと」「ちいさい秋みつけた」「今日の日はさようなら」を、歌詞カードを手に、皆様、楽しげに歌っていらっしゃいました。この間に、コーヒーや紅茶、チョコレートが配られ、あたたかいおもてなしが続きました。
会の終わりにあたって、福島神父は、100歳以上の行方不明者の話題に心を痛め、信徒の皆様の安否を気遣っていることを話されました。そして、ここにいらっしゃる皆様のご苦労があったからこそ、こうして私たちの今日があることに感謝の意を述べられました。さらに、高齢の行方不明者からわかるように、現代は人との関わりが希薄になってきているが、人との関わりの重みを私たちは背負わなくてはいけない、都合のいい人たちとばかりつきあっていては、その人たちはそのうち離れていく、都合の悪い人たちとこそ積極的に関わるべきであり、教会はそういう場であると続けられました。そうして、年に1回だけでなく、いつでも皆さんと関わっていたい、そのためにいつでも呼んでくださいと言葉を締めくくられました。
最後に、聖母マリアの祈りを唱え、会はお開きとなりました。
シスターとの会話もはずんでいました
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委員会からの挨拶
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教会学校の子供たちと合唱
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