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主の降誕
2008年12月24日、25日
2008年12月25日
子どもたちによる聖劇と降誕を祝うミサ
教会学校 聖誕劇
17時半から、教会学校の小学生により、キリスト降誕の聖劇が上演されました。文化教室やボーイスカウトとガールスカウト、ご父兄、多数の外部の方々を含め、聖堂は超満員でした。
第1幕 天使とマリアさま
最初に、語り手1人と星に扮した5人の子どもたちにより、劇のテーマについて説明がありました。「ナザレの町に・・・」が済むと、オルガンとバイオリン(2名)の伴奏で、20数名の可愛い子どもたちが「マリアのうた」を合唱しました。その時、天使ガブリエルがマリアの前に現れて受胎を告げる場面が演じられ、「おめでとうマリア」が歌われました。
第2幕 ベツレヘムの宿屋
住民登録のためにヨセフの先祖の町ベツレヘムへ赴きましたが、宿が混んでいたために泊まれず、馬小屋に落ち着き、その夜マリアは男の子を生み、飼い葉桶に寝かせました。「お生まれになった」の合唱がありました。
第3幕 野原
夜どおし働き、厳しい生活を送っている7人の羊飼いに、5人の天使から喜びの知らせが届きます。「あなたがたのために救い主がお生まれになった」。「ホザンナ」が歌われました。羊飼たちはベツレヘムへ 行くことにしました。そのころ、イエス様をたずねて、はるばる旅をしている東方の3博士たちを案内する3つの星が現れ、そして博士たちが登場しました。
第4幕 ベツレヘムの馬小屋
羊飼いたちが、馬小屋を見つけ、幼子イエスを訪れました。博士たちもこの馬小屋に到着し、贈り物を差し出しました。語り手による「・・・羊飼いたちや遠い東の博士たちのように、私たちも心からの礼拝と賛美と贈り物をささげましょう。」に続いて、大天使と3つの星がまとめの言葉を述べ、「グローリア」の大合唱でクライマックスに達しました。
これで約20分の見事な熱演が終わり、会衆から大きな拍手が起きました。
18時のミサ(子どもたちのためのクリスマス夜半のミサ)
12月24日 18:00 司式: 福島 一基神父 |
今日、あなたがたのために救い主がお生まれになった
(福音朗読主題句)
午後6時から始められた子どもによるミサ(夜半のミサ)では、子どもたちが侍者、聖書朗読、共同祈願、奉納などを務めました。会衆はさらに増え、補助席も足りなくなりました。
入祭の儀に神父様の「主のご生誕おめでとうございます。私たちにとって大きな喜びです。・・・」で始まりました。
福音朗読では、神父様がルカによる福音書 2章1~14節をお読みになりました。それは、「住民登録のためにヨセフはマリアと共に先祖の町ベツレヘムへ赴いたが、宿が混んでいたために泊まれず、生まれた子を飼い葉桶に寝かせた。 その時に、天使が羊飼いに救い主の降誕を告げたため、彼らは幼子イエスを訪れる。」を伝える内容でした。神父様のお説教の中で、「イエス様がお生まれになって何をもたらされたか」の分かりやすいご説明に始まり、「神から命を与えられ、愛されていて、どんな人も見捨てられない、・・・、与えられた命と恵みを大切にするようにこのミサを捧げましょう。」と説かれました。
聖体拝領には長い列が続きました。その間にバイオリンの演奏もありました。
入祭、奉納、拝領には、それぞれ「しずけき」、「きたれともよ」、「あめにはさかえ」のクリスマスの聖歌が歌われました。
ミサ後に、聖堂入口で、サンタクロースの帽子を被った中高生数名から、子どもたちにプレゼントが配られました。
大人の方々には、中庭に、丸テーブルを配置し、軽食を置き、熱い飲み物をサービスして、婦人会のご奉仕による茶話会が行われ、大勢の方々がクリズマスの挨拶を交わし、20時のミサの開始前まで和やかに歓談しました。
大天使ガブリエルがマリアに現れる 拡大写真 |
スクリーンの絵 拡大写真 |
マリア様が宿を探す 拡大写真 |
羊飼い達が暖をとる 拡大写真 |
お星様と羊飼い 拡大写真 |
お星様 拡大写真 |
3人の賢者からの贈り物 拡大写真 |
「グローリア」の大合唱 拡大写真 |
入祭 拡大写真 |
入祭 拡大写真 |
入祭の言葉 拡大写真 |
奉納 拡大写真 |
聖体拝領 拡大写真 |
ミサ後、プレゼントを配る 拡大写真 |
主の降誕 日中ミサ
12月25日 10:00 司式: 森 一弘司教 |
言(ことば)は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た
(ヨハネ1・14より)
クリスマスの日中のミサは、1985年から2000年まで東京教区補佐司教として親しまれ、数多い著作で知られている森一弘司教が司式をしてくださいました。週日でありましたが、気温は平均より高く、快晴の天気にも恵まれ、満席になるほど大勢の人たちがこのミサに与りました。Welcomeバッジを着用した有志が初めての方々をご案内しました。
入祭の儀のご挨拶で、森司教からクリスマスのお祝いとキリスト降誕により一人一人に与えられた「光」と「喜び」を思い起こすようにとのお言葉がありました。
第1朗読は、イザヤ書 52章7~10節で、「主は聖なる御腕の力を国々の民の目にあらわにされた。地の果てまで、すべての人がわたしたちの神の救いを仰ぐ。」が結びの言葉でした。次いで、第2朗読では、ヘブライ人への手紙 1章1~6節で、その冒頭で、イエスの偉大さと実現したことの素晴らしさが語られました。
福音朗読では、ヨハネによる福音書 1章1~18節を福島神父様がお読みになり、「初めに言があった。」で始まり、光についての証しとなるためにヨハネが現れ、イエス・キリストが来られることを告げました。
お説教の中で、森司教様は、キリスト降誕のキーワードには、「光」や「喜び」などがあるが、誰にも共通で大切な「幸せ」を取り上げて、親しく、多くを語り掛けて、会衆に大きな感銘を与えました。その中で、「幸せ」は金で買えないことや究極の「喜び」は何か、人びとに「幸せ」を与えるためにキリストを神が遣わされたことなどを説かれ、「キリストが私たちに照らす神の愛に感謝し、他の人にも分かち合うことを願いましょう。」で結ばれました。
聖体拝領の間に、2階席から素晴らしい独唱と聖歌隊の合唱がありました。
入祭 拡大写真 |
入祭の祈り 拡大写真 |
第一朗読 拡大写真 |
第二朗読 拡大写真 |
説教 拡大写真 |
奉納 拡大写真 |
聖体拝領 拡大写真 |
聖体拝領 拡大写真 |
森司教様を迎えての茶話会
ミサの後は、中庭にて婦人会の奉仕による茶話会が開かれ、クリスマスの喜びを分かち合い、楽しく歓談しました。
古い信者は森司教様を囲み、懐かしそうに話しかけていました。数多く配置された丸テーブルの上にはクリスマス・ケーキとスナック類が並べられており、飲み物が手渡されていました。温かい日射しに恵まれた、素晴らしいクリスマスのひと時でした。
主のご降誕おめでとうございます。
ウェルカムバッジをつけた役員 拡大写真 |
婦人会のサービス 拡大写真 |
茶話会の様子 拡大写真 |
お菓子 拡大写真 |
森司教様との懇談 拡大写真 |
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